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【就活】大卒後のファーストキャリアで考えるべき事その2

前回の記事はこちら!

【就活】大卒後のファーストキャリアで考えるべき事その1 | Strobolights
毎年この時期になると思うんだけど、どうして学生って就活時期になると限定的な思考になっちゃうんだろう、と。勿論学生自身に罪は(あんまり)なくて、教育や社会環境の構造がこういう事態を引き起こすんだろうなとは思う。

さて今回は前回の記事でも触れた「就活生が陥りやすい思考のテンプレ」のその2,「会社に対する情報(安定してるとか成長してるとか)」について話していきたいと思う。

どこかの会社に入ることを就職活動とするならば、勿論会社についてあれやこれやと調べて検討すること事態は悪いことじゃない。というかそれは最低限やらなければならないことの一つだ。

ただ、その会社の味方自体がイマイチなことが多々ある。ご参考にされたし。

「やってる内容」で会社を眺めていても意味はない

まずはこれ。学生の多くは「その会社の事業概要」しか眺めていない。どういうことかというと、例えば民放テレビ局であれば「テレビ番組を作って放送してる」ということしか見てない。その上で「この局はこういう番組づくりが多く・・・」などの分析をしてしまう。

ただ、これはほぼ意味がない。というか、そんなもんちょっと調べれば分かるでしょ、というのが本当のところだ。確かに総合商社とか何やってんだかよくわかんない業界もあるかもだが、基本的に「やってる内容」はちょっと調べれば分かるはずなのだ。

しかし調べるだけだと、その会社の仕事内容を腑に落ちて理解するのは難しいはずだ。何故なら仕組みがわかっていないから。ということで、僕が学生さんにいつもオススメしているのは「ビジネスモデルを見なさい」ということ。ビジネスモデルというのは平たくいうと「どういう仕組みで儲かっているのか」ということ。民間企業の場合、もれなく何らかのビジネスをしているわけなのだが、学生はこの「ビジネス」という視点が抜けている学生が多い。

「ビジネスモデルで見る」と言っても、別に複雑に考えることはない。僕がオススメしているフレームワークは「誰」に「何」を価値提供しているのか言語化してみなさい、ということだ。

簡単そうに見えて意外とこれが難しい。例えば馴染みやすいところでいくと百貨店は一体「誰」に「何」を売っているのか。

意外と難しいフレームワーク

百貨店といえば高級品を思い浮かべる人が多いだろう。お化粧品とかアクセサリーとか、ブランド物の服とか高級食材とか。じゃあそういう高級品を富裕層に売っている、と発想しているのが落とし穴。百貨店はメーカーじゃないのでものを売ってるわけじゃない。

では何か?彼らは「場所」を売っている。誰に?ブランドメーカーだ。ここでもう少し具体的に噛み砕いてみよう。

「どんな場所か」。それはつまり「高級品を求める人がたくさん集まりそうな場所」である。だから田舎には百貨店は立たない。そうではなくて新宿や東京駅や渋谷駅といった様々な路線が入り乱れる「ターミナル駅」に大きく投資して豪華なビルを建てる。そして文化事業やPR施策を打って「うちの店舗は高級本物志向」ということを消費者や顧客にPRしているわけだ。

こう考えると、百貨店の仕事の花形は店舗開発やブランドのバイイングという事になる。この仕組みをわかっていないと「私は百貨店に入って接客のプロになりたいです!」とか言い出す。全然わかってない証拠だ。入社して数年は接客をやったりもするが、大卒総合職が期待されているのはそうではない仕事なのだ。

職種を理解する方法はビジネスモデル!

このように、ビジネスモデルで業界や企業を捉え直してみると、そのビジネスにおける「職種」が理解できるようになる。自己分析などを行って自分と結びつけるべきなのはこの「職種」だ。これがわからないと、会社の中でどんな仕事をしたいか言えない。まあ、言えない学生が大半なのでこれが言えないと致命的、というわけじゃないけど、逆にこれが言えると他の学生との差別化にはなると思う。

結局、長いキャリアを考える際に大事なのは「どの世界で生きるか」と「何の仕事で生きるか」だと思う。で、この「何の仕事」にあたるのが職種だ。

例えば営業のプロとしていろんな業界を渡り歩く人もいれば、マーケティングやプロモーションで生きる人もいる。人事や経理といったどの会社にも必要な職種もあるだろう。ファーストキャリア選択において自分が何の仕事にまずはつきたいのかは、今後のキャリアに影響を及ぼすかもしれないのだ。

ついつい長くなってしまったが、「何をやっている会社か」ではなく「どのように儲けている会社か」を見て欲しい。そしてそこから「職種」を考える。それがその後のキャリアにつながってくるのだ。

その2がずいぶん長くなってしまったが、会社を見る上で考えて欲しいことはまだある。というわけで次回は「安定、成長」という観点で会社を見てみたい。

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