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【女の働く理由】男女の仕事観の違いについて

最近、仕事で若手社会人のインタビュー調査を進めているのですが。

facebookで「20代社会人の方、話聞かせてください」と投稿したところ、何人かの人からメッセをいただきました。ソーシャルなネットワークはこういう時に助かります。ありがたいことです。

ただ、メッセをくれたのが全員女性でした。全員。ALL。100%。
「参ったなあ、僕、モテるんだなあ」という大きな勘違いはしてないけれど、「僕は若手の男から人気ないのか・・・?」くらいには思いましたよ。
で、これに限らずいろんなことに当てはまると思うのですが、ここまで顕著な差が出るのには何らかの理由があるはずなのです。
今回、数人の20代女性にヒアリングをした後に、僕は女性の応募が多かった理由に気づくことになったわけです。

かつて意識が高かった女性たちは今

僕がFBで繋がっている人の多くは彼・彼女たちが学生だった頃からの繋がりです。そして何故社会人の僕と学生が繋がっているかというと、学生たちの意識が高かったからです(「意識が高い」という言葉は揶揄の意味が多分に込められていることが多いですが、僕個人に関してはそうした意図はまるでありません)。

そう、今回のヒアリングの目的の一つが「かつて意識の高かった人たちは社会人になってからどうなってるのだろうか」というものでした。
そして結論から言うと、多くの女性が「疲れ」、「心と体を崩し」「休んだ」「転職した(考えている)」という状況でした。特に社会人3年目以降の女性に多く見られています。まあ、統計的に有意な数をインタビューしてるわけじゃないしそもそもの母集団が「僕」という共通のトリガーで繋がってる人たちですから偏りもあるのかもしれません。ただ、割と皆さん同じようなことをおっしゃるので少々驚いてしまいました。

女性たちは何故、疲れるのか

疲れてしまった彼女たちに共通して言えるのは「真面目」だったことです。まあ、そもそもが学生時代に意識が高かった人たちです。何故意識が高くなるか、というとこれは男女によって差はあるかもしれませんが、女子学生の多くは「将来を真面目に考えている」からこそ意識が高くなる。

そして人間性や性格はそんな簡単に変わるもんでもないので、学生時代の真面目さをそのままひきずって社会人になっても真面目なまま、ということなのでしょう。もちろん、真面目なことはいいことなのですが、肩の力の抜き方やサボり方を知らないと、社会というコンクリートジャングルに放り込まれた時に疲れてしまうのだと思います。

真面目さゆえなのか、彼女たちは一様に仕事に対して貪欲でした。一所懸命取り組もうとしていました。新入社員の時は右も左もわからず、先輩や上司に教わりながらどうにかこうにか歩んでいた。疑問に思うことや不満を持っても「まあ私がわかってないだけなのかもしれない」と思っていた。

ただ社会人としての時間を重ね、少しずつ社会、もしくは自分が所属している会社の仕組み、流れが見えてくるようになると、あらゆる疑問を看過できなくなってくるわけです。あの時感じた違和感は、自分が間違ってたんじゃなかったんだ、と気づく。不安を払拭するために、自分の感性を信じるために、彼女たちは歯を食いしばって自分の戦いを繰り返す。しかしやがて限界がくる。自宅と家を往復する毎日。帰宅したら食事をしてテレビを見てスマホをいじり眠る。そしてやがて朝がくる。体から疲れが抜けず、ふっとした時に考える。「私がしたかったことってこれだったんだっけ・・・?」と。

そうした積み重ねがちょっとした刺激が元で心も体も崩れてしまい、休みに入ってしまったり、そこに行き着く一歩手前で急ブレーキをして転職する人など、女性は生きていく上で実に多くのことに悩んでいるのだな、と僕なんかは感じてしまったのであります。

男女の仕事観の違い

ヒアリングは僕一人ではなく、同じチームのメンバーを男女一人ずつ同席させていました。女性の同僚は「ウンウン、わかる・・・」ととても深く頷いているのですが、男の同僚は僕含め「ほお・・・そういう考え方もあるのか・・・」と少々の戸惑いをしながら聞いていました。

正直、僕は彼女たちが何をそこまで悩んでしまうのかよく分からなかったのです。もちろん僕だって悩みますし、仕事や会社に対して不平や不満、疑問は数多く持っています。ただ彼女たちと僕で違うのは、彼女たちは悩みそのものに対してストレートにぶつかってしまうというか、対象に対して真摯に悩んでいるような印象を受けました(変な言い方ですが)。

対して僕含め男性というのは、悩んでるといってもどこか他人事で、不満の対象に対してそこまで真剣に悩んでいないのです。

どうしてそういう違いが生まれるのか?勿論性格的な問題はあるかと思いますが、男女の性差によるものもあるとは思います。えてして、女性の方が真面目で、男性はどうにも適当といいますか。

そして仕事観の違いも影響があるでしょう。女性の社会進出が進み、女性の管理職登用も進んでいるとはいえ、まだまだ「男性がメインの稼ぎ柱だ」という認識は多くの人が持っていると思われます。大前提の一般的認識として男性は高齢者になるまで長く働くという意識があり、女性はどこかで家庭に入るかもしれない、という意識を持っているケースが多いはず。つまり、女性の方が選択の余地があるわけです。

だからか、男性は働くことについて色々悩んだりしません。ずっと働き続けることがデフォルトだからです。もちろん職場に対して不安や疑問があり転職する場合もありますが、「働く」という行為自体に選択の余地はありません。余地がないから、真剣に悩まないのです。

現状を吐露したいのは女性ばかりだった

ヒアリングが終わった後、「今日はありがとうございました。色々と話すことができてスッキリしましたし、自分が気づかなかった悩みについて少しわかった気がします」というメッセを何人かの方から頂いた。それで僕は気づいた。ああそうか、この人たちは自分の現状を誰かに話したかったのだ、と。

この先自分がバリキャリとして上を目指してガンガン働くのか、それともあくまで生活のためと割り切ってマイペースで働くのか、あるいは収入は旦那に頼って専業主婦になるのかー。いや、そもそも未婚率6割を超える時代に結婚を前提に考えてていいのか?

自分は何のために働くのか、何のために生きるのかー。

「やりたいことを仕事にする」という幻想で学生時代の就職活動は突っ走れるものですが、社会に出て良くも悪くも社会の実態と自分の立ち位置、能力値を知ることになって悩んでしまうわけです。

悩むことは悪いことではありませんし、全ては長い道半ばの出来事。悩んだ末に最良の選択ができればいいとは思うのですが、それによって心が病んでしまったりするのはやっぱり違うよなと思います。多分それは、本人が真面目すぎるというのもあるんでしょうけど、日本の企業風土や社会的慣習が大きいんだろうなあと思います。

どうか一人一人が「まあそんなことで悩んだこともありましたよねー」笑い飛ばせるような日が来ますように。

まあ僕も人ごとじゃないかもしれませんが。

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