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【初心者向け】富士山登山の注意点

富士登山の魅力

今年、久々に富士山に登ろうと思っている。重度の登山ファンというほどでもないが、数年前までは年に5回くらいはどっかしらかの山に登っていた。忙しくなったり一緒に行く人(職場の人)と部署異動とかで疎遠になったりと、なんとなく機会を逃してきたのだ。

でも、今年は、登る。富士山に、登る!もともと僕は、2009年に初めて富士山に登り、そこで登山って面白いなあと思うようになった。その時は「あ、富士山行ってみたい」とフっと思い、2日後の土曜日にいきなり登った。装備もスニーカー、Tシャツ、着替えなし、日帰り、という完全に舐めたスタイルで挑み、あえなく8合目で撃沈。翌年にリベンジで登頂。その2年後にご来光拝みに夜間登山に挑み、悪天候で断念、と三回の富士登山経験がある。そして今年、4回目に挑もうとしているわけだ。

誰もが知る通り、富士山は国内最高峰の標高を誇る。でも実は、登山の難易度としてはそんなに高くない。もちろん舐めるのはご法度だが、ちゃんと対策していけば誰でも登れるのだ(悪天候時は除く)。もちろん、疲れる。体力消耗はする。でも、ちゃんと登頂できるし、その見返りとして壮大な景色が見られる。はっきり行って、めちゃくちゃ気持ちいいのだ。以下、いくつか僕が撮った写真を。まだまだあるけど。
雲を見下ろす、という体験をしてみると、結構な勢いで人生観が変わる。

太陽が雲海の下に沈んで行くのを肉眼で観れる。感動する。あの時の世界を包み込む安らぎはなんなんだろう。

とにかく、空と一体化したような感覚が得られる。自分が、大自然の中の一部なのだということを実感できる。富士山は、それが手頃な労力で得られる、コスパの良い体験なのだ。だから近年、人気が高まっているのだと思う。

初心者向け富士登山の注意事項

とはいえ、富士山は舐めてかかってはいけない。毎年、死人が出るレベルの山なのだ。ちゃんと対策して、楽しく素敵な登山にしよう。以下は、初心者向けのポイント。

準備編:入門用でいいから登山靴、あとは厚着を用意

富士山は夏場に行くことになると思うけど、登山開始から間も無く、結構寒くなる。8合目くらいまで行くと冬場並みの寒さだ。だから最初はTシャツとかでもいいのだけど、ちゃんとウィンドブレーカーとかヒートテックとかダウンとか持っていかないと、あとでえらい目にあう。靴は、そこまで本格的じゃなくてもいいけどトレッキングシューズとか登山靴で行くのが無難。靴屋の登山靴コーナーで一番安いのでもいいと思う。もしそのあと、登山にハマるようになったら自分なりに色々物色すればよし。

準備編:食料・飲料は十分な量を!

富士山は体力をどんどん奪って行く。なので、合間合間で休憩を取ることになるわけだが、その時に補給する水分と食料は十分な量を確保してほしい。僕はポカリとミネラルウォーターで3ℓは持って行く。あとおすすめなのがプリングルス。体力が消耗してきた時に食べるプリングルスは死ぬほど美味い。おにぎりとかチョコレートとかも必須。酸素キャンディーとか持ってく人もいる。登山の途中途中で売店はあるのだけど、めちゃくちゃ高い。

初めての人は日中登山が無難

富士山登山となると、「ご来光」を目指して登る人も多いと思うけど、個人的にはご来光がデビュー戦、というのはやめたほうがいい気がする。理由としては、クライマックスがご来光しかないからだ。前日の夜に登り始め、真っ暗の中を登って行くことになるから、上述したような景色を楽しむことができない。おまけに、夜中の富士山はめちゃくちゃ寒い。僕も一度挑戦したが、歯の震えが止まらないレベルで寒かった(まあ、大雨だったせいもあると思うけど)。

車で行くときは渋滞を見越して!

富士山に車で行く人も多いと思う。僕は河口湖にお気に入りのコテージがあるのでそこで前日入りして夜中の4時頃に出発し富士山に向かう。なんでそんなに早いかというと、登山道が渋滞してるからだ。後述するけど、富士山にはいくつかの登山ルートがあって、初心者向けの「吉田ルート」だと車で結構上がって行って、本当に登山が始まるのは5合目からだったりする。途中まで車で行ってそこからバスに乗って5合目まで行く感じになると思うけど、シーズンによって色々違うだろうからちゃんと事前に下調べするのが吉。兎にも角にも、車でいけばサクッと行けるとは思わないように。

初心者は吉田ルート一択

富士登山にはいくつかのルートがあるのだけど、初心者はとりあえず吉田ルートが良いと思う。5合目まで車かバスで行くわけだ。で、この5合目が結構楽しい。これから富士に挑む面々が集っているのだ。なんというかこう、お祭りみたいな感じがある。ここで軽く腹ごしらえして準備体操なんかして記念写真か何か撮って「今から行ってきます!」とfacebookでもインスタでもアップすればいいと思う。とりあえず、ここ、楽しいのだ。

こまめに休むこと!

通常の登山だったらただ単に体力との戦いなのだけど、富士山の場合は標高が高いので空気との戦いがある。空気が薄い中ではちょっと歩くとすぐにゼエハアゼエハアとなるのだ。こればかりは無理しちゃいけない。ランニングじゃないから休むことは恥ではないし、無理してるとその先に進めなくなる。

折り返すか進むかは8合目が最後の分岐点

富士山は登る途中で何度か、折り返し地点がある。体力的に限界を感じたりしたらリタイヤして下山道を下って行くことができるのだ。で、その最後の分かれ道が8合目。ここで下山を選ばないと、あとはもう登頂しかない。登山道を逆行する、というのはあり得ない。メンバーの体調や状況を見て正しい判断をしよう。僕も過去3回の登山のうち、2回は8合目で折り返した。

高山病に注意!

高山病という症状がある。

高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。 主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、眠気(めまい)である。他に、顔や手足のむくみ、眠気やあくびなどの睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁などが現れることもある。[3]低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後 – 数日後には自然消失する。しかし、重症の場合は高地脳浮腫(High-Altitude Cerebral Edema; HACE)や高地肺水腫(High-Altitude Pulmonary Edema; HAPE)を起こし、死に至ることもある。(wikipedia)

なんと、死に至ることもあるそうだ。僕はなったことないのだが、以前、メンバーのうちの一人が山頂で文字通り倒れた。8合目を登り始めたあたりから口数が少なくなり、顔色が悪くなり、登頂と同時に倒れたそうだ。「そうだ」と書いたのは、僕は実はその場にいなかった。別グループで行動していたからだ。彼はサッカーを今でも続けており、メンバーの中では最も体力があったので誰もが驚いた。どうも高山病は体力があるとかないとかは関係なく、酸素を体内でどう処理するかの個人差が影響するらしい。なので、登ってみないとわからないのだ。

幸い、彼は命に別条はなく、少し休んだら回復したそうだ。もしも異常を感じたら、ちゃんと周囲に訴えること。そしてメンバーは、気楽に考えずにしっかり対応すること。これ、絶対。

下山したら焼肉と温泉だ。

というわけで、下山したらもうあとは開放感を全力で楽しんでほしい!もう、サイッコーな気分になれるはずだ。そして21時頃には間髪入れずに就寝!泥のように眠るのだ。そこに理屈もアドバイスもない。本能の赴くままに、バカになってほしい。

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