メルカリ始めました▷

”いい事”はお金にならない。

僕は一応、社会課題の解決をビジネスにしようと目論み、ここ数年間事業の責任者として回してきた。
と言っても、「事業」と言えるほど規模が大きいかというとそうではなく、収支の面では火の車状態だ。まあ、ちょっと特殊で非常にビジネスやるには難しい領域なのは分かってるんだけど。

もう、この仕事を始めてから数年ずっと悩んでいる。それは、社会に対してよいと思われることをやっていても、それに収益が付いてこないことのジレンマだ。

誰かが喜んでくれて、嬉しいと言ってくれて、ああやっててよかったなあと思う一方、そこに収益が付いてこないと結局「何のためにやってたんだっけ」となってしまうのだ。

お金が、売上が全てじゃないー。でもそれは、綺麗事だ。僕が稼げなかった分、僕らの人件費や事業の経費は他の誰かが稼いできてくれたお金で回していることになる。売上をあげるのは善なのだ。逆に、売上を上げないのは悪なのだ。

それはわかってはいるのだけど、でもどうしても社会課題、ソーシャルイノベーションの領域はそのやっている事業の真摯さと収益はジレンマとなる。何となくだけど、お金を稼ぐのは悪であり、商売っ気を出すと嫌煙される風潮って、ある。だから、「社会のために」と「お金稼ぎたい」は両立しづらい。
そんな儲けなくていいから、収入は必要最低限でいいから、という人もいるかもしれないけど、それでは規模の大きなことはできない。つまり、社会全体を変えることはできない。NPOのジレンマはそこにあると思う。

かたや、どう考えても意味のあることだと思えないビジネスが大きなお金を動かしている。結局、多くのお金を動かすためには、たくさんの人(マーケット)からお金を回収するビジネスモデルとなるわけで、そうなると最大公約数的なサービスとなり、エッジの効いたサービスは局地的には受け入れられてもマーケット全体では好まれない。音楽と似てる。結局大ヒットするのは毒がないポップソングなのだ。

誰かが喜んでくれるのは嬉しいことだ。そして多少なりとも、社会変革に爪痕くらいは残してきた自負がある。でも、収益を上げるのはなかなか苦戦している。

お金を払うだけの価値を見いだせていないのかもしれない。それはただ単純に僕の力不足なのかもしれない。僕の弱音に過ぎないのかもしれない。じゃあお金が稼げるビッグマーケットに行こうか、とは思わない。それはこの仕事が好きだからだと思う。

バカバカしいのかもしれない。でも、そう感じてしまうのだから、仕方ないと思う。

すんません、弱音です。

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