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【レールに乗っている人生】サラリーマンだって、生きている

細々とブログをやっていると、他の人のブログ記事を読む習慣がついているのだが、とにもかくにも、ここ数日のブロガー界隈で話題になった記事がある。(*2019年現在、閉鎖されたようなのでリンクを外しました)

大学を四ヶ月で中退し、起業した人のブログだ。この記事には、ものすごい量のコメントがついているのだが、大半が批判的なコメントだ。まあ、批判したくなる人の気持ちもわかるのだけど、まだ18歳だし、人生なるようになるんじゃないかなあという気の抜けた感想が僕の真実だ。

それはいいとして、それでもこの記事で引っかかるのはこちら。

周りの人間もなにも考えてないんだなと思いました。

でも、もう周りと同じことで安心することはなかった。

「このまま、周りと同じように3年後は就職活動をし、4年後には働き始める。」

そんな、いわゆる「普通」の人生に自分が満足できるのかって考えたときに、

「そんな人生は絶対に嫌だ!」と思ってしまいました。

このまま、なにも考えずに生きてるような人たちと同じ人生を歩むなんてありえない。

いろいろ言いたいことはあるんですが、まず何より言いたいのは、
普通の人生を送るのもそれなりに大変だ、ということ。

僕の好きなジャーナリストの佐々木俊尚さんもこんな呟きしてる。

いや本当に、37歳になって思うけど、人生ってステージに分かれてて、昔は気にしなかったことが今は気になるしその逆もあるし、昔はできてたことが今はできなくなってる。年齢を重ねるにつれてスキル面の出来ることは増えていくけど、その分乗り越えなければならない障壁も高くなってる。

普通の人生が退屈かどうか、やってみればいいと思う。結構、毎日いろいろありますけどね、と。

あと、この記事ではでてこないけど、「サラリーマンの通勤電車の死んだ魚の目」批判って、よく見聞きする。
学生さんから見ると、通勤電車のサラリーマンは死んだ魚の目をしているらしい。
おそらくこの主張は少々論理的に飛躍していて、「サラリーマンは日々の仕事に辟易していて疲れている」と拡大解釈していると思われる。

オーケー。論理的に、この主張を分析してみよう。学生が好きな「ロジカルに」考えてみよう。

まず検討しないといけないのは、何故「通勤電車の」という限定された状況に触れられているか、という点だ。
理由は簡単で、学生がサラリーマンを目撃するのが通勤電車が多いからだ。商談中の緊迫したサラリーマンや、プレゼンテーション中の堂々としたサラリーマンの姿を学生が見ることは、ない。

では、通勤電車内におけるサラリーマンがどういう状況かを考えてみよう。

まあ、正直、ごく普通に考えて、通勤電車内なんてストレスに決まっている。都内に限った話だが、通勤ラッシュ時の車内で、爽やかにしていられる奴なんているのだろうか?これから数十分、ギュウギュウの満員電車の中で耐えないとならないなんて心底うんざりするし、そりゃ死んだ魚の目にもなるわ、と。
でもそれって、サラリーマンだけじゃなくて、学生も同じような気がするが・・・。

と考えると、「通勤電車内のサラリーマンが死んだ魚の目をしている」=「仕事が退屈でつまらない」とは必ずしも言えないと思うのだ。
その可能性もあるけど、断定はできないよね、くらいの話だが。

まあ、そんな思いをしてまでして会社に通わなければならないという事実をもって「社畜だ」と批判されるならわかる。

でもなあ、それって、仕方ないからなあ。そんなこと言ったら学生だって、通勤ラッシュの時間にわざわざ乗り込んで単位欲しさに大学通うわけでしょう?
おあいこじゃないかなあ、と。

実験として、皆さんが憧れるような人物、そうだな、自由に生きてる象徴として例えばホリエモンを朝8時台の田園都市線にでも放り込んでみればいい。多分、死んだ魚の目をすると思う。ギャラ積んでもやってくれなそうだけど。

誤解なきよう言いたいが、仕事は大変だ。辛いことだってある。うんざりすることもあるし、満員かどうか関係なく「会社行きたくねえ」と思う朝だってある。
でも、サラリーマンだって、生きている。楽しいことだってあるし、仕事でエキサイティングすることだってある。充実感も、やりがいもある。
「東京で消耗してる」のかもしれないけど、別に構わないと思う。

「なりたくない大人の分かりやすいアイコン」として日本のサラリーマンを出してきてるだけだと思うけど、サラリーマンはサラリーマンで楽しいことだって、あるからね。そこ、誤解しないでほしいなあ、と思うわけであります。


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