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大学1、2年生は長期インターンをしてみるといいと思う件

6月になると各就職サイトで一斉にインターンシップの情報が流れてくる。このブログを読んでいただいてる方にも「この夏はインターン!」と思っている方も多いだろう。

ただ、就職サイトで募集するインターンは大抵大学3年生向けだ。中には1、2年生も受け入れてくれるインターンもあるし、サイトの中でも「学年不問」を歌っていると思うが、実際のところは就活生を受け入れるインターンばかり。

企業側の事情を考えれば当たり前で、日本の場合はインターンシップとは企業の採用広報に他ならない。日本には倫理憲章という意味不明な習慣があり、企業が採用活動をやっていい時期というのが定められているのだ。だから、採用説明会とは言わずにインターンシップと表現して企業は学生との接触を図る。

つまり、就活年次ではない大学1、2年生は企業からすると受け入れるメリットはほとんどないわけだ。

大学1、2年生にオススメなのは長期インターン

企業側の事情を考えると、インターンはただの企業広報なわけなので、基本的には1日から5日での実施となる。この数日間で、企業のことを理解出来るワークショップを行ったりするのだ。ちなみに職場にはだいたい入れない。会議室に閉じ込められてワークショップを行う。だから学生が得られるメリットはあくまで企業理解なわけだ。
ただ、中には長期インターンとして受け入れてくれる企業もある。そしてこの長期インターンこそ、大学1、2年生が行くべきインターンだ(というより上述した通り採用広報型インターンには参加できないことすら多いから選択肢は長期のみなんだけど)。

就活生じゃないから、その企業への志望度は関係ない。純粋に、経験値を積み、実践的なスキルを身につけることができるのが長期インターンだ。目の前に就活が迫った3年生ではなく、将来のことをじっくり考える余裕がある大学1、2年生にこそ、やってみてほしい。

長期インターンとは何か?

長期インターンとは、一ヶ月から半年くらいのものを指す。中には期間が決まっておらず、1年間とか2年間とか働いてもいいインターンもある。どんなことをやるかというと、もう実践現場に放り込まれてそこで社員の指導を受けながらガシガシ働く。5日間のはただの”体験”だが、長期インターンは体験ではない。本当の仕事をするのだ。
そしてここがポイントだが、企業がなぜ長期インターンをやるか、というもの。理由は一つで学生を戦力として期待しているわけだ。企業からすると、正社員を取ったり派遣社員や契約社員を雇うよりも学生インターンの方がコストを抑えられる。そして学生も実践的な経験が積められるから両者にとってメリットは大きいわけだ。

なぜ長期インターンがオススメかというと、まさに本当の仕事をすることができるからだ。正直、数日間のインターンで企業のことや仕事を理解なんてできるはずがない。わかったような気にはなるかもしれないが、もしそう思うならただの勘違いだ。

僕に言わせれば、数日間のワークショップインターンシップは、映画の予告編に過ぎない。ひたすらクライマックスと、面白そうなところばかりを短期間で見せられ、「これは見たい!」と思わせるのが映画の予告編。何度も言っている通り、数日間のインターンはただの企業広報なので、この映画予告編と同じ機能を持たせられている。実際のところ、仕事とはそんなクライマックスばかりではない。地味な作業の連続だ。そしてその中に、おおおおおおお!と盛り上がるところがたまに出てくるわけだ。クライマックスだけ見せられて「面白そうな仕事!」と思ってしまう学生はちょっと仕事のことを根本から勘違いしている。

勘違いして欲しくないのは、仕事はつまらない、と言いたいわけじゃない。仕事を面白くするのもつまらなくするのも本人次第。間違って欲しくないのは「会社が仕事を面白くしてくれる」わけじゃない、ということ。

そういう意味で、「仕事とは何か」を体を持って体感するのに長期インターンはうってつけだろう。実際に社会人がやっている仕事を自分で行う。単調な作業も多いが、それでも普通の学生生活からすると刺激的なことも多いはずだ。自分なりに目的を持って取り組めば、立派なスキルを得ることができると思う。

こんな長期インターンはダメ!長期インターンを見極めるポイント

とはいえ、気をつけなくてはならない長期インターンもある。上述した通り、企業は学生を戦力として期待して長期インターンを行う。嫌な言い方をすれば、安い労働力として扱っているのだ。
まず気をつけなくてはならないのは給料の有無だろう。これは諸説あるが、僕は長期インターンには給料を支払うべきだと思っている。中には「インターンで圧倒的成長をさせるから!」といかにもなキャッチコピーを使って無給で働かせる企業もあるそうだ。これはやはり違うだろう。インターンの本質が仕事体験なのだとしたら、仕事とは給料をもらってその分成果を出す、という行為を指す。いくら正社員じゃないからと言って、無給で働いてしまってはそれは本当の仕事ではない。

もちろん、給料の高い低いはあると思う。あるいは交通費負担の有無とか。この辺は、企業の懐事情による部分もあると思うから一概には良い悪い言えない。でも、もし給料が出ないインターンがあったら、それはもはやインターンではなく、いわゆるブラックバイトだと言っても過言ではないと思う。

あと、給料は出るにしてもどんな仕事をさせられるかも重要だ。僕の知っている学生で、インターン生がやる業務がSNSのシェアをひたすらさせられる、というものがあった。インターンシップをただのバイトだと捉えるならそれはそれでいいのかもしれないが、何らかの経験と成長を期待するなら、それは違うだろう。そんなインターンはすぐやめてしまえばいいと思う。

日本のインターンシップは、企業の建前に使われて形骸化しているものも少なくない。学生は、ただ単にインターンに行くことを目的とするのではなく、しっかり目的を持って、また企業側の思惑を読み取ってインターンに挑戦してほしい。
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