メルカリ始めました▷

Rage Against the Machine(アメリカ/解散)

1990年にLAで結成。通称レイジ。中心人物はメキシカンの血を引くザック・デ・ラ・ロチャと、黒人と白人のハーフでハーバード大学を卒業し、議員秘書の経験を持つトム・モレロ。マルコムX、チェ・ゲバラ、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアなどから思想的影響を受けた政治メッセージを持つ歌詞が特徴。ライヴでもしばしばゲバラの肖像画が掲げられ、アンプの前などに星条旗が逆さまに吊るされた。また、ムミア・アブ=ジャマールの釈放を求めたり、不当な賃金で働かされている労働者のために立ち上がったり、無料の反戦コンサートを開いたりするなど、音楽の枠にとどまらず実際に政治活動も行っている。
2000年に解散したが、2007年にブッシュ政権にトドメを刺すために再結成。その後はまた活動休止中。

僕は日本の音楽が好きではなかった

学生時代、僕は日本のヒットチャートに陳列される日本のポップソングが好きになれなかった。彼らの歌う歌詞が描き出す世界は虚構に満ちいていたし、知りうる限りの僕の住む世界と比べると困惑するくらい違和感に満ちていた。なんというか、きれいごとすぎるというか、ご都合主義的すぎるというか。言うまでもなく、世界はそんなシンプルに美しくはない。血反吐を吐きながら泥を飲んで、そっから感じる美しさだと、僕は思っている。

しかしオリコンのトップチャートを飾るような曲を聴いていると、いつの間にか世界は素晴らしいものに生まれ変わっていたのではないかと錯覚させられるほどに美談に満ちていたのだ。
歌だけではなく、僕はいわゆる10代の若者が好き好むカルチャー自体が好きではなかった。代表的なものがカラオケだ。狭い部屋に閉じ込められ、みんなしてよくわからない歌を歌い、大して上手でもない歌に拍手をし、仲良くもない人と肩を組まされ、強制的に合いの手を入れさせられるあの空間は、僕にとっては強制収容所でしかなかった。

だから、僕の音楽への目覚めは洋楽だった。特に好きだったのがイギリスの労働者階級から出てきたロックバンド達だった。当然ながら周りと話は合わない。そして海外のバンドが歌う世界は、その国の文化に根ざした音楽であり、究極的には日本人の僕には理解できないことも多かった。でも、一回イギリスのロックミュージックに触れてしまうと、日本では「ロックバンド」とされている人たちも生ぬるく見えるし、所詮ロックバンドごっこをしているようしか見えなかった。
*すでにこのブログでも何度も書いている通り、日本でも大好きなロックバンドはたくさんあります。

いろいろとイラついていた学生時代、友人が貸してくれたのがこのrageのCDだった。もう、ジャケットに衝撃を受けた。多分、そういう人も多いだろう。
1963年にアメリカ大使館前でガソリンをかぶって焼身自殺したベトナムの僧侶、ティック・クアン・ドックの焼身自殺が大胆にプリントされたジャケット。
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音楽で政治的活動をする奴らが、アメリカにはいるんだ、と僕は知った。甘ったるい継接ぎみたいなメロディに乗せて愛だ恋だをうだうだ唸るのではなく、怒りを叩きつけるようなラップと爆裂ヘヴィなサウンドは最高にカッコよかった。音楽だけでも本物だったけど、その過激な行動もイカしてた。
ブッシュ政権を批判した「Sleep Now In The Fire」のPV撮影をマイケルムーア監督とニューヨーク証券取引所前にてゲリラ的に敢行。ニューヨーク市警察にムーアと共に逮捕され、その様子がPVに収録されてるなんて、マジでロックだった。

多分、日本では往年の格闘技イベントPRODEのテーマソングにもなっていた「Guerrilla Radio」が有名だと思う。僕が格闘技好きだというのもあるけど、今聞いても一発でテンションがぶちあがる。
僕が戦闘モードに突入するときは、いつもこの曲だ。

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