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【渋谷カフェ】森の図書館と恋の話

渋谷のカフェ、森の図書館

今日は(昨日になったけど)某女子大生の学生団体のパーティーにお招きいただき、久々に会う人達と会話を楽しんだのち、一緒に連れて行った男子学生と渋谷のカフェに行った。
野郎二人で行くにはちょっとオシャレすぎたけど、ちょっと良かったのでまた来たいと思ったのでご紹介。
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ご覧の通り、図書館とカフェが併設されている。蔦屋書店みたいな無機質な巨大な店ではなく、こじんまりとした温もりのあるカフェだった。本を販売しているわけじゃなく、ここの本を借りたりできるらしい。サイトにもあるお店のコンセプト通り、本と人がつながる感じが確かにある。

僕らは本目当てで来たわけじゃないんだけど、なんというか、本を、読みたくなる店だった。実際、一人で来ているお客もたくさんいて、みんな思い思いに本を読んでいた。

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コースターが読書感想文になっている。このコースターは何種類かあるらしいのだが、僕らは二人ともこの「エロい」本の感想コースターだった。

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ワンドリンクオーダー制で、席代が500円かかる。ただ、一品一品はリーズナブルで、チョコレートケーキは500円だった。カフェなのにメニューに何故かなかったのでコーヒーは幾らかわかってないんだけど。会員になれば席代は今後かからないらしい。ただ、会員費は年間で10800円とちょっと高い。22回行けば元取れるけど。

恋の話

僕は読書家じゃないのだが、それでもたまには本を読む。ただ最近、読む本はビジネス本ばかりだった。そういえば小説って最近全然読んでないなあ、と。
学生時代、村上春樹を結構な勢いで読み耽った気がするのだが、いつの間にか読まなくなっていった。答えのないものとか実利に結びつかないものをいつの間にか望まないようになっていたのかもしれない。

ただ、小説を久々に読んでみようと思った。なんというか、僕に今必要なのは感情の揺れ幅なんだろうなと思っているからだ。実利や合理性、論理とかじゃなくて、感情。

人間には色んな面があって、残念ながら僕たちはそれを全部知ることはできない。今日、久々に会った方も以前から随分と境遇が変わっていて、僕が知らないことがたくさんあった。なんというか「人間は生きてるんだなあ」と云う間抜けなことを思ったのだ。

当たり前だが、僕が知らないところで、人々はそれぞれ生きている。何人かの人とは結構人生がクロスするんだけど、多くの人とはすれ違って別の人生を歩んでいく。もう結構な大人になったはずなんだけど、僕はそういうのが結構寂しい。できれば、僕が好きになった人とはしっかり深くクロスしていきたいと思っているのだが、残念ながらそうならないことも多い。

誰かと別れるのは、いくつになっても辛いものだ。僕は思うのだけど、大人になっても別れることそのものに慣れると云うことはないんじゃないかと思う。
そうじゃなくて、きっと年をとるにつれて、大切だと思える対象の人が減っていくんだと思う。一期一会の人と別れるのは別に辛いことじゃない。いつの間にか、大切じゃない人の方が増える。だから、別れても辛くなくて、それを錯覚して「別れることに慣れたなあ」と思うんじゃないかと。

大切だと思える人とは

では、大切な人とは何か。それが結局、僕は感情の振り幅だと思うのだ。良いにしろ悪いにしろ、感情の上下は人生の宝だと思う。小説を読まなくなって、ビジネス書みたいな生活の実利を求めるにつれて、僕は感情の揺れ幅を失っていったのだと思う。いろんなことに慣れていって、処理能力だけが高くなって、”感じる”と云う事を失っていった。

だから、僕は久々に小説を読もうと思う。ちょっと本物の心は凍結してしまって、しばらく何かを感じるということはなさそうで、このままいくと冷酷な人間になってしまいそうな気がするのだ。本をホッカイロ代わりにして、冷たくなった心を少しずつあっためて、また何かを感じられる大人になっていたいな、と思う。

ということで、最後はくるりの「ワンダーフォーゲル」の一節で締めたいと思う。とにかく、今日、小説に囲まれたお店に出会えて、良かったと思う。

ハローもグッバイも
サンキューも言わなくなって
こんなにもすれ違って
それぞれ歩いてゆく

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