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仕事とは、そんなに辛いものなのか

成功者が走る理由

僕の通勤時間は長い。あまりに長いので、僕は確実に座るために各駅停車の電車に乗る。僕が使う路線は満員電車っぷりが激しいので、あの中でもみくちゃにされながら長時間立って過ごすのは本当に苦痛なのだ。
それならば、少し早く起きて各駅停車でのんびり座って行こう、と選択するタイプなのだ、僕は。

で、時間が長いのでスマホやタブレットは最高のパートナーとなる。kindleアプリで本を読んだり、ニュースサイトを閲覧したり、漫画を読んだりする。で、SNSも軽ーくチェックする(以前に比べたらSNSは無茶苦茶見なくなった)。

で、今日、さらっと読み流していたfacebookのタイムラインで、こんな記事を見つけた。
[blogcard url=”http://logmi.jp/138956″ target=”_blank”]

成功者は何故ランニングをするのか、という記事だ。どうもビジネスで成功している人はランニングをしているらしい。僕もここ数日、帰宅したらランニングして汗を流すようにしているので(まだ三日目だけど)、「これは僕も成功者になる前兆なのか」と読んでみた。

読む前は「まあきっとセルフマネジメントとか、汗流すと脳神経が活発になるとかそういう類の記事だろうな」と思ったら違った。

それがなんでかというと、仕事が毎日辛かったからなんです。会社に行って会社で仕事してるのが辛かったんで、もっと辛いことやったら、それをマシに感じるんじゃないかと、そういうふうに思ってやってまして。

でもね、本当に私ね、週末40キロ走るんですよ。なんでかって言うと、脳死したいからなの。止めたいんですよ。じゃないと、四六時中、夢にまで会社のこと見てるから。そこで、ワークライフバランスってどうやって取ったらいいのかわからない。

なんと、仕事がしんどくて、仕事のしんどさを忘れるために自分を追い込むのだという。いや、それ、相当な変態級のドMなんじゃないかと思う。

そこまでしんどい仕事をしなくてはならないのか

僕は、正直驚いた。そこまで辛い思いの仕事をしたことがないからだ。いや、もちろん仕事は大変だ。辛いことやしんどいこともたくさんある。
ただ、それが辛すぎて仕事の辛さを忘れるためにもっと辛いランニングをする、というのはなかなか理解に苦しむ領域だ。そこまでしんどい仕事って、どんななんだろう、と。

人生生きていればいい時もあれば悪い時もある。きっと経営者も同じだろう。どの経営者もいきなり最初から成功が約束されているわけではない。それはもう、大変な時期を乗り越えて成功に至っているはずだ。だから、僕なんかでは理解できない辛さがあるのはまあわかる。

ただ、この文章を読む限り、それは現在進行形のように見える。辛さを忘れるためにマラソンを始め、それがきっかけで習慣化している、という風にも読み取れるが、未だに辛く、マラソンでも過酷な挑戦を続けてバランスを取っている、というようなニュアンスに見えるのだ。

そこまで辛い思いをしてまで仕事をすべきなのだろうか、と僕は思ってしまう。少なくとも僕は、仕事は人生の長い時間の生活の一部で、個人的な感覚では仕事とプライベートをそこまで分けて捉えていない。だから、家に帰っても普通に仕事をするし、遊んでいる時も仕事のアイデアを考えたりする。しなくちゃいけない、というより、好きだからしている、という感じなのだ。

だから、彼らの感覚が全く理解できないのだ。僕は性格的に我慢をするのが苦手で、あらゆることに対して、欲求に忠実なタイプだ。そこまで嫌なら、僕ならやめてしまう。

でも、思う。経営者は、偉大だ

ただ一方で、こうも思う。「そこまで辛い思いを耐え切ってまで、達成したいことがある」のだと。
経営者なので、会社の経営が、つまり数字がうまくいっていないことは絶望を意味する。赤字や成長速度の低下、社員の離脱、強力なコンペティタの登場、その結果としての赤字や最悪倒産ーというように、自分で生み出した会社を死に追いやるというのは、ただの従業員である僕なんかの想像をはるかに超えるプレッシャーと常に戦っているんだろう。

サラリーマンというのは余程の失敗でなければ明日の生活が保障されない、という事態にはそうそうならない。だから、数字などのコミットに対して主体的な危機感は実はそこまででもないのかもしれない。
経営者はそうではない。数字は、達成しなくてはならないのだ。そしてそれは、マラソンの辛さで忘れたいほど辛いものなのかもしれない。

意地でも達成しなくてはならない、死守すべきことをするのが仕事。とすると、僕は今まで一回も仕事してこなかったことになる。

うーむ、それでいいのだろうかと思いつつも、僕は経営者になりたいとは一ミリも思わないし、自分が楽しくてワクワクできることをやっていきたいな、と思う。

そんなことを思いながら、僕は日々、長い時間を通勤に使っているのだ。

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