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Don’t Look Back in Anger(Oasis)

1995年のアルバム『What's the Story: Morning Glory?』で発表され、翌1996年にシングル・カット、自身2作目の全英シングルチャート1位獲得作品となった。(wikipediaより)

イギリス国歌と呼ばれる至高の名曲

ビートルズ以来となるワーキングクラスヒーローであったoasis。数ある名曲の中でもこの曲をoasisの代表曲にあげる人も多いと思う。僕も迷うところだが、以前書いた記事では4位にあげていた。ま、この辺りは個人差あると思うけど。ただ「イギリス国歌」と呼ばれるほど人気は絶大だ。
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この曲は、oasisのギャラガー兄弟の兄、ノエル・ギャラガーがリードヴォーカルを取った。普段はメインヴォーカルは弟のリアムなのだが、この曲があまりにも素晴らしかったので兄ちゃんが「俺が歌う」と権力を振りかざしたのだ。リアムとは大喧嘩になったそうで、ライブ時にこの曲になるとリアムはステージ脇に引っ込み、「兄貴があの曲を歌わせてくれないんだ」とぼやいていたとかなんとか。PVでもリアムは後ろの方で体操したりぼーっとしていたりするのが笑える。

この曲は、人生におけるある種の諦めを歌った歌だと僕は思っている。生きてりゃいろんなことがあって、しんどいことも色々あって、かつて一緒だったみんなは離れていく。
でも、そんな時でも「怒りに転嫁しちゃいけない」と歌われる。ただただ、あるがままの事実を受け入れよう、と。

この曲の歌詞で一番好きなのは、

Take me to the place where you go
どこへだって連れて行ってくれ
Where nobody knows if it’s night or day
たとえ昼だろうが夜だろうが誰も知らなくても
Please don’t put your life in the hands
ただお前の人生は任せちゃいけない
Of a Rock n Roll band
ロックンロールバンドの奴らには
Who’ll throw it all away
全て投げ出すような奴らには

ここでして。
当時、ノエルのところには人生がわからなくなってしまったティーンエイジャーから、毎日のように悩みの相談の手紙やら何やらが届いていたという。そんな彼らに、俺たちの兄貴、ノエルはこう言うわけだ。
「俺みたいな適当なやつなんてとっとと忘れて何とか自分でやってみろよ。自分の人生なんだぜ」
と。
最高。かっこいい。抱かれたい。

俺たちのアンセム。名物の大合唱

この曲は、ライブでやると大合唱が起こることで有名だ。それだけ、みんな愛しているのだ。
海外に比べるとおとなしいと言われる日本のファンですら、大合唱が起こる。

英語だからうまく歌えないとか、そういうの、もうどうでもよくなっちゃうのだ、この曲の前では。別に下手だっていーじゃん、と。
俺たちの時代、俺たちの場所、俺たちの空間、俺たちの、歌。

2016年現在の時代にマッチするのかどうかはわからないけど、あの時、確かに何かを共有できた感はあったのだ。

ところで、僕は大学時代、空手のサークルに入っていた。サークルと言いつつも、ある空手流派の大学支部という扱いだったので、稽古は毎日あるし、活動頻度や重みは体育会部活並みだった。ただ、大学から公認されていないアンダーグラウンドな組織だった、というだけで。

華の大学時代を殴り合いに使うわけなので、空手をやろうなんて奴は基本的にどっかイカれているかよほどの社会不適応者だ。

孤独を愛し、自分と目の前の敵を痛めつけることでしか自分の輪郭を確かめることのできない、脱落者のあがきだ。
でも、本当はみんな、寂しい。自分だって女の子たちとキャッキャウフフしたキャンパスライフを送りたい、そう、思っている。僕だって、そうだった。

ただ、悲しいかな、それができない。意地なのかコンプレックスなのかわからない。でも、できない。

僕が大学四年間を過ごした組織はそんな集団だったのだが、唯一、みんなが肩を組んで一つになれる時があった。それが、このDon’t Look Back in Angerをカラオケで歌うときだった。
2留していた先輩が大のoasis好きで、Don’t Look Back in Angerが十八番で、飲み会の後のカラオケでは締めに必ず歌っていて、別にoasis好きでもない部員もいつの間にか曲を覚え、肩を組み、「ソーサリーキャンウェーイ♩」と歌っていた。

「ああー、なんか、大学生っぽいな、青春だな」と思えたのはこんな些細な瞬間だったのだが、今思うととってもとほほな大学生活だな、と我ながら思う。

でも、僕は未だにこの曲を聴く。それで、いいじゃん。

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