MOTHER2、3DSで遊べるようになっていた件

今更ながら、MOTHER2とは

1994年、スーパーファミコンで発売されたRPG。ドラクエやFFのように、RPGといえば中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界ものが主流だった当時、現代のアメリカのような世界観でバッドを武器に戦うRPGはそれだけで新鮮だった。

僕世代(30半ば)でゲームを人並み程度でも熱中した人なら、遊んだ人も多いんじゃないだろうか。
コピーライターである糸井重里が手がけるRPG。ストーリーを始め、作品の中に出てくるキャラクターの台詞なども糸井重里の手によるもの。
で、そんなMOTHER2が3DSでダウンロードして遊べるというので早速やってみました。税込みで926円。

ほぼ日の世界観が好きな人には好きであろうゲーム

発売当時僕は高校生。糸井重里のことは知らなかったけど、今考えるとなんとも贅沢なゲームだと思う。総監修という立場ながら、街の中の人のセリフなども含め、すべてのテキストを名コピーライターが手がけているのだから。
RPGの中の街の中の人の話なんて、重要な話以外はどうでもよかったりするものです。ただこのゲームの場合、例えモブ住人でも一言一言がエスプリが利いていてただ単に話すだけでも十分面白い。どこかとぼけていて奇妙な人々。全員残らず話しかけたくなるゲームはなかなかありません。

そう、このゲーム最大の魅力はこの世界観。「ほぼ日」が好き人ならなんとなくニュアンスとして伝わるかと思うけど、基本的には「優しい」世界。

ほぼ日刊イトイ新聞
糸井重里が主宰するウェブサイト。1998年6月6日創刊以来、一日も休まず更新しています。糸井重里の日替わりエッセイ「今日のダーリン」/有名無名を問わずたくさんのゲストが登場するコンテンツ/60万部を売り上げる「ほぼ日手帳」などのグッズも発売中。

どうしようもない、恐ろしい悪の存在もあるんだけど、基本的にこの世界には「人間愛」が溢れています(書いててチープすぎる表現で死にたくなるけど)。

例えば、主人公たちはまだ少年。多分、小学生くらいの年齢設定。未成年なのだ。ということで、家族がサポートしてくれます。
セーブするときはお父さんに電話するし、妹がバイトしている運送屋に電話するとアイテムを預かってくれたり届けてくれたり。主人公はたまにホームシックにかかり、ホームシックになると戦闘にも支障をきたすのですが、こういうときはお母さんに電話するとホームシックが治る。



そんなぬくもりを感じる世界観で最もキャッチーなのがどせいさん。物語の中で登場するこの一族(?)は独特の言葉を使うのだけど、ゲーム中もわざわざフォントが変わるというこだわりを見せています。この文字、糸井重里氏の愛娘さんの書いた字だとか。
WS000206
*この個性的なフォントを自分のmacで使えるフォントがあったのですが、どうも無くなっている模様。僕は持っていてたまに使うのだが。。。

また、主人公一行が訪れることになる街も様々な個性を持っています。何せ、街ごとにテーマソングがあるくらい。アメリカに田舎町やニューヨーク、地中海沿岸や東洋の神秘・・・といった具合にコンセプトがはっきりしています。
僕は海外バックパッカーをしていたことがあるのですが、初めて訪れた街を歩く時の感覚にものすごく近いものを、このゲームの街には感じる。これって、すごいことだと思うのです。
まさに、冒険、旅って感じ。ゲームの中の全てに、生命が吹き込まれているわけです。

3DS版をやってみた感想

まだ全部終わったわけではないのですが、相当一気にやってしまっています。
やはり、面白い。まあ、基本的にはスーパーファミコン時代のマザー2です。あれがそのまま、3DSでできると思ってくれれば正解。
逆に、何かリメイクされたり追加要素がなくてよかったと思う。マザー2は、あれで完成しているのですから。

ほんわかした世界観とは裏腹に、難易度はなかなか歯ごたえがあります。僕も何度全滅したかわからないくらい。アイテムを持っていける数は限られているしボスは普通に強い。最近、こういうシステムのRPGってあるのかどうかわからないけど、最近の人も、かつてのファンも、920円で超面白いRPGをぜひやってみてほしいな、と思う。

ちなみに発売当時のこのゲームのキャッチコピーは、「大人も子供も、おねーさんも。」でした。
老若男女問わず、遊べるゲーム、というわけです。

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