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【新入社員が心がけること】入社一年目を成功させるために

先週くらいから、僕のfacebookのフィードに大学生の卒業式写真が流れてくることが多くなってきた。全国の大学で卒業式が行われているようだ。

ここから1週間も経たずして彼彼女たちは社会人になる。意外とせわしないものだが、社会人生活への期待に胸踊らされている人もいればげんなりしている人もいることだろう。

ただ社会人一年目というのは、長い長い社会人生活の今後を占う上でも非常に重要な時間だと思う。ということで、春から新社会人となる人向けに、個人的な経験も含めて重要なポイントをお伝えしたい。

結果を出すことにこだわろう

社会人と学生で最も異なるのは、重視されるのが”結果”であるというところだろう。プロセスはほとんど評価対象にならない。「頑張ったね」では通用しない。

 

学生時代の労働といえばアルバイトだと思うが、バイトの場合はほとんどが”時給”である。つまり、拘束される時間に対して給料が支払われる
ところが、社会人になると時給ではなく、その人の能力や実績に対して給料が支払われる。またここでいう能力とは”成果”でしか証明されない。仮にどんなに能力が高くても”成果”が出ないとその人は”優秀”ということにはならない。

 

そして成果が報酬、つまり給与に反映される。もちろん会社によって差異はあると思うが、場合によっては新入社員の時から同期と報酬で大きな差が出る会社もあるだろう。一年目では差が出なくても二年目以降では収入ベースで差が出てくる。これは社会人にならないと実感わかないと思うが、年収で差がつくのは結構精神的にきつい。だから、1年目から結果を出していくことは、その先の収入のことを考えても重要なのだ。

当たり前だけど、「結果にこだわる」ということと、「みんなで仲良く頑張りたい」という意識では大きな差がある。

 

また別の観点でも一年目の結果は重要だ。それは、「社内の見られ方」である。

 

会社というのは組織であって、周囲の様々な人間模様の末に成り立っている。新入社員という存在は会社からしたら期待の存在であり、また同時に「お手並み拝見」的な対象でもある。新人の時に成果をあげると「一目置かれるやつ」になるし、そうでないと「ダメなやつ」となる。

 

で、この辺りが会社人の難しいところなのだが、何か物事を通そうとする時には社内のいろんな人を巻き込む必要がある。その際に「一目置かれるやつ」と「ダメなやつ」では周囲の対応に大きな差が生まれる。一目置かれるやつの依頼や要求は通りやすくなり、ダメなやつの話は通りにくくなる。

つまり、一年目の印象がその後の会社人生の中でのやりやすさにつながるわけだ。
幸か不幸か、会社人生は長い。人間関係において第一印象が大事なように、社会人一年目で社内でどんな見られ方をするか、これがとても重要になってくるわけだ。

同期との縁を大切にしよう

人には目線というものがあり、同じ目線の人同士でないとわかりあえない、ということがある。そこへ行くと同期は入社してから同じ目線で話を共有出来る唯一無二の存在だ。その役割は、先輩にも後輩にも、他社に行った旧友でも果たせない。

 

ひょっとしたらあなたは同期の中でトップになりたいと思っているかもしれないし、同期をライバルだと思っているかもしれない。いや、同期と競っている時点で目線が低い、と思っているかもしれない。

 

それはそれで構わないが、それでも同期は同期だ。ライバル意識が元で人間関係まで壊さないようにして欲しいと思う。

「この人のために」を見つけよう

最終的には、仕事は自分のためにするべきだと僕は考えている。自分の収入のため、自分の自己実現のため。なんでもいいけど。

 

ただ、仕事の全体像がよくわかっていない若手の頃はそれだと行き詰まる。「自分のため」だと、「自分が嫌だと感じた」らもう仕事を続ける意味がなくなってしまうからだ。価値判断の基準が「自分」だと、ただでさえ視野が狭い若手社員の頃は八方塞がりになってしまう。

 

だから、自分の仕事が誰のために役に立っているかを常に意識してほしい。自分のためでなく、誰かのため。誰かの役に立っているなら、ちょっとしんどくてもモチベーションは維持できるものなのだ。

 

僕の場合は、お客様だった。僕は若手の頃は営業職で、法人営業を担当していた。入社二年目の時にとてもお世話になったクライアントができた。このお客様のためなら、売り上げとかどうでもいいから、奉仕の精神で必要以上のことをしてしまうクライアント。

 

ただそれが、僕の仕事の幅を広げた。自社の商品を売ることだけに注力していると見えなかったことが見えるようになり、結果的には自分の提案に深みや説得力を持たせることができて、回り回って自分の売り上げは大きく伸びた。そしてそれが、僕のキャリアを大きく前進させることになった。

常に自分の棚卸しを

若手社員は基本的には前向きに、自分の仕事を最優先で、成果を出すことに専念してほしいが、それでもたまには落ち着いて自分の今とこれからを考えてみてほしい。自分が今している仕事は、この先何に繋がっていくのか。自分はこの先、どんな世界で、何を強みに生きていくのか

 

人生は常に進んでいくものだし、気持ち次第でキャリアチェンジはいくらでもできるのだろうが、それでも世間的な見え方というものはある。30代になってから新しいことに挑戦しようとしても「あなたにそんな実績あったっけ?」と思われてしまうのだ。

 

僕は、20代で積み上げてきたもので30代以降の人生が決まると感じている。20代でどんな経験をしたか。30代は20代の延長線上にしかない。30代になってからそのことに気づくのと、20代のうちから常に意識しているのとでは大きく異なるだろう。

 

僕はそのことに、30も半ばにして気づいた。後悔しているというほどではないが、もっと他の道もあったのかもしれないな、と思うことはある。幸か不幸か、僕は20代後半から仕事が面白くて仕方なかった。何も考えず、ただひたすらに仕事に打ち込んでいった。そうして気づいたら、自分の進む道が限定されていることに気づいたのだ。

 

もちろん、努力次第で30代40代でも、今までとはまったく違う道を切り拓くこともできるだろう。ただ、30代でそれをやるのは20代以上に負担が大きい。背負うものも大きくなっている。20代の時のようにフットワーク軽く動くことができないことも多々ある。

 

だから、自分のことをたまに考えてみてほしい。これからの人生は、すべてがあなた次第なのだ。

 

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