メルカリ始めました▷

京都の過ごし方

ここ4年、毎年恒例なのだが京都に毎週出張で行っている。基本は日帰りだが、11月初旬までは宿泊。

僕は、大学時代の4年間を京都で過ごした。父親が転勤族で、3年に一度は望んでもいない転校を繰り返していた僕にとって、京都は「自分で選んだ」街だ。そのせいか、故郷を持たない僕にとって、「故郷」的感覚を持つことのできる唯一の街だ。

「千年の都、京都」と言っても、そこは人が生きる街。少しずつ変わっている。僕が青春を過ごしたのはもう10年以上前だから当たり前だ。
しかしそれでも、昔と変わらぬ光景がいつでもそこにある様は、京都で生活をしたことが有る人なら誰でも嬉しくなるはずだ。

今週の出張の時は、烏丸御池あたりを一人で夜、ゆっくり歩いた。学生時代は自転車で通っていたあたりだ。

烏丸御池から三条通りを進み、宿泊していた東山まで一人で歩く。寺町を超え、三条京阪から鴨川を眺め、そのまま歩いた。

京都は以前からそうだったが、以前にも増して外国人が非常に目立つ。聞きなれない言葉を喋る人々が行き交う。東京五輪に向け、外国人観光客が大量に来日していると聞くが、京都は特にそれが顕著だろう。

寺や神社など、見所が多い京都だが、僕がオススメするのはそれでもやっぱり一人旅だ。正直言って、寺や神社を友人と行って楽しいものなのかどうか疑問が残るからだ。テンションが上がるものではないだろうし、馬鹿騒ぎするにはこれほど適さない街はないと思う。

しかし、一人旅なら話は別だ。京都のいいところは、やろうと思えば結構歩いて回れてしまうところ。碁盤の目になっている街の作りを理解すればの話だが、一回理解してしまえば、自分が市内のどの辺にいるのか、大体把握出来てしまう。一人で、のんびりゆっくり歩いて回ればいいのだ。過去やこれからについて、答えなんて出さずに、脈絡もなく、歩いて思いを馳せればいいのだ。

さらに言うと、夜がいい。京都の夜は、静寂という名の音がする。まるで世界に自分しかいないんじゃないかという感覚にも落ち入れる。

僕は、いつかまた京都に住みたいと思う。人生を終えるときは、京都がいい。本当に、そう思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です