メルカリ始めました▷

キルラキルから学ぶ仕事への姿勢

2003〜2004年にテレビ放映されたアニメーション。全24話。謎の服を着て戦うヒロイン纏流子と、父の仇である鬼龍院皐月率いる本能寺学園軍団との戦いを描く。

凄まじい熱量のクリエイティヴ

アニメ「キルラキル」を見た。

テレビ放映時、クリエイター界隈で話題になってWeb上でよく名前は見ていた為存在は知っていた。加えて、大好きなバンド、さよならポニーテールがエンディングテーマを提供していると知ってから俄然興味を持っていた。ただなかなか見る機会がなかったのだが、Netflixで全話見れると知り(Netflixでも売り文句にしてた)、無料トライアル期間中に全部見てみた、というわけだ。そういえば、僕が大好きなライターさん、よっぴーも昔記事にしていた。
[blogcard url=”http://strobolights.xyz/web/2015/09/07/sayoponi/”][blogcard url=”http://strobolights.xyz/web/2015/09/25/doga/”][blogcard url=”http://ure.pia.co.jp/articles/-/22460″] 見てみて、クリエイター界隈で話題になっていた意味が分かった。ものづくりに関心がある人は、好きか嫌いかはともかく「わかる」のではないか。
物語だけを純粋に見ると「服と人間の争い」という訳のわからないものなのだが、圧倒的密度と熱量のクリエイティヴで一気に見てしまった。そういえば劇中にも「訳のわからないのが人間!」というようなセリフがあったから、訳がわからないのはこのアニメでは正義なんだと思う。

キルラキルのこだわり

最も話題かつインパクトがあるのはフォントの使い方。フォントワークスのラグランパンチというフォントを物凄く効果的に使っている。アイキャッチ画像にも使わせてもらったが、こんな感じで劇中にバンバンこのフォントが使われ、謎の説得力で有無を言わせず見せられてしまう。
僕もフォントは結構好きなのだが、残念ながらお金出す余裕はない。
フリーフォントで良さそうなのを日夜探してるのだが、このラグランパンチはばっちり有料。フォントワークスもキルラキルの使われ方をPRに出していた。

昭和テイスト漂うキャラクターデザインや熱血学園物で、全く現代風じゃなく意図的に「ダサイ」感じなのだが、音楽だけはヒットミュージッククリエイターの澤野弘之氏を起用。
昭和然としたダサく熱っくるしい世界観に超クールでかっこいい音楽が合わさるとなんとも不思議な化学反応。

シリアスな展開の中にもどーでもいいギャグが平気で割り込み、「3話に一度最終回が来る」と評されたほどハイスピードで畳み掛けるストーリー展開は「ついついもう一話」と見続けてしまう妙な中毒性がある。

クリエイティヴとは、楽しむこと

これを見ていて最も思ったことは「あースタッフの皆さん、楽しんで作ってるんだろうなあ」という事。
24話もあるのに一切の隙を見せず作画は崩壊しない。きっとこだわりにこだわって作り上げてるだろうから、きっと苦しいはずなのだ。
その証拠に、最終回を予告する次回予告ではこんな絵が出てくる。
0O3hcgk
いや、これはもう笑ってしまった。これは主人公に対してではない。スタッフに対してこのメッセージが放たれるのだ。

苦しいけど、楽しい。深夜のようなハイテンションで異常な密度でこのアニメは作られてるんだろうなあと何度も思った。

これは、仕事をする上のスタンスでとても大事な事だと思っている。
サービスやプロダクトを作る上で、結局最も大事なのは熱量だ、という事だ。

世の中に溢れているサービスやコンテンツ、熱量が感じられる物とそうでない物がある。
仮に同じ物を作っていても、熱量がこもっているものと効率化された作業で生み出されたものでは成果物に圧倒的な差が出てくる。

数値化されるものではない。きっと非効率的だろう。近年よく言われる生産効率性とは真逆かもしれない。

でも、今年に入ってからずっと思っているのだが、僕はやはりこの熱量に生きたい。
効率化が求められる世界ではどうにも息苦しいのだ。
こだわりにこだわり、どうでもいい事に時間と労力を割きたい。その結果なんて求めない。ただただ単純にこだわっているだけなのだ。
キルラキルのセリフを借りれば「訳が分からないものこそ正解」なのだ。

ただ、きっと理解されないんだろうなあとは思っている。今まで社会人生活してきて、この感覚でシンパシーを感じた人は片手で足りる程しか出会っていない。

こういう世界で、生きてみたいなあと、改めて思う。


「キルラキル」オリジナルサウンドトラック
TVアニメOST
アニプレックス (2013-12-25)
売り上げランキング: 4,965

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です