メルカリ始めました▷

10年後に仕事がなくなる理由

仕事がなくなる理由

専業ではないが、依頼があれば講演の仕事を引き受けている。年間で多分100回は講演してると思う。
講演の中身はスキルよりのものや就活系の話やキャリア論、もしくは「ご自由に」というやつ。

特に指定がない場合、僕は3年くらい前から「この先仕事がなくなる」という話をしている。

別に僕が発見したテーマではないが、当時はまだ目新しさもあった。
でもそろそろもう賞味期限切れかと思っていたが、未だに反響がある。
という事は、まだまだこの事実を知らない人が多いのだろう。

そう、僕たちの仕事は無くなるのだ。
諸説によると、日本人の仕事の75%は無くなるそうだ。

”10年後になくなる仕事”みたいな雑誌の特集もあるようだが、それが10年後なのかどうかは分からない。
でもとにかく、無くなる。その理由を講演で話している。
90分かけて講演する内容を超簡潔にまとめると、

①ITによってあらゆる仕事が自動化され、言われれば出来る仕事はITに奪われる

②少子化とグローバル化によって日本人より賃金が安い外国人に仕事が流れ、仕事が奪われる(もしくは所得が下がる)

という二つの理由で日本人の仕事はなくなるわけだ。
2015年現在、ポピュラーな論ではあるが、どこまで自分ごととして捉えてる人がいるのかというとまた話は別で。

日本人が苦戦する理由

つまり、日本人の仕事の75%は誰でも出来る仕事って事だ。
受験勉強に代表されるように、日本人が得意なのは「正解がある問に対してどれだけ 効率的に間違いなく解けるか」というもの。

製造業がメインだったこれまではそれでよかった。
極論を言えば、製造とは「これとあれをこう組み合わせたらこれが出来る」という世界だからだ。
そこでは指示通りにいかに正確に、いかに早く作業出来るかが問われるのだ。

日本の教育システムは、この製造業の哲学に基づいて設計されている。
だがITによってあらゆるルールがリセットされてしまったこれからの時代はそれではきつい、と。

ルールや常識がリセットされて、今までにないルールややり方がこれからどんどんでてくる、と。
そうなった時に、ルールや規範を重んじる人はどんどん淘汰されていく。
日本からイノベーションが起きにくいのはここに原因がある。頭の使い方が全く異なるのだ。

では僕らはどうするべきなのか

とはいえそれでも生きていかなければならない僕ら。
どうすればいいのだろうか。

それに対する僕の答えはシンプルで、「目の前の仕事に創意工夫をしながら一生懸命やる」という事に尽きると思う。
ただ大事なのは、「その成果を他のところに応用転換する」という事で。

何か一つの事に形が出るまで取り組み、その過程で細かいスキルや方法論を学ぶ。

どうせ、アウトプットしたものは陳腐化する。 でもその過程で体得した方法論や考え方は他に転用できる可能性がある。

例えば、TOTOという会社がある。言わずもがな、トイレの会社だ。
彼らは自分たちの研究開発の中で、トイレの匂いを消す技術に取り組んできた。
そしてそこで得た知見を、今度はキッチンに転用した。生ゴミ等も出て匂いが出てしまうキッチンに、トイレ消臭の技術を転用したのだ。

何かを学び、学んだものを水平応用展開する。

その繰り返し。

これからは掛け算の時代。

0から1を生み出さなくていい。でも、スキルとスキルを掛け算して、新しいスキルを見出す。

英語なんてもはや誰でも喋れる(僕は喋れません)。
でも例えば、「英語が喋れる広告メディア営業マンはそんなにいない。そういう事だ。

自分の強みを外で活かせるようにする。
そのためには一生懸命何かをやりきって自分の強みを自覚しておく。
この循環で、微妙に専門領域を変えながらキャリアを重ねていく事が出来るわけだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です